[1A]
指先を掠めて遠ざかる面影
暁と醒めては その度に
戻らぬ日々が溢れ出す
[1S]
契りが今 鎖になる
夢幻へ誘う薔薇の庭
綺麗に舞い 貴方は逝く
片翅千切れた私を残して
[2A]
朧気な瞳で花弁を数えた
太陽も項垂れ 濡れ土に
揺らめく影は一つだけ
[2S]
何処かでまだ 信じている
私を突き刺す展翅の針
再び舞う 日が来るまで
聴こえた気がした「ツレテハイカナイ」
[S′]
契りが今 鎖になる
現へ誘う薔薇の庭
綺麗に舞い 貴方は逝く
片翅千切れた私は明日を
[S″]
何処かでまだ 信じている
誠を突き刺す展翅の針
再び舞う 日が来るまで
気付いてしまった「ソコニハイケナイ」
▽かな
[1A]
ゆびさきをかすめて
とおざかるおもかげ
あかつきとさめては
そのたびに
もどらぬひびが
あふれだす
[1S]
ちぎりがいま
くさりになる
むげんへいざなう
しょうびのにわ
きれいにまい
あなたはゆく
かたはねちぎれた
わたしをのこして
[2A]
おぼろげなひとみで
はなびらをかぞえた
たいようもうなだれ
ぬれつちに
ゆらめくかげは
ひとつだけ
[2S]
どこかでまだ
しんじている
わたしをつきさす
てんしのはり
ふたたびまう
ひがくるまで
きこえたきがした
つれてはいかない
[S′]
ちぎりがいま
くさりになる
うつつへいざなう
しょうびのにわ
きれいにまい
あなたはゆく
かたはねちぎれた
わたしはあすを
[S″]
どこかでまだ
しんじている
まことをつきさす
てんしのはり
ふたたびまう
ひがくるまで
きづいてしまった
そこにはいけない
【曲募集】胡蝶のユメ
残された者の想い
胡蝶の夢(こちょうのゆめ):現実と夢とが区別できないことのたとえ
夢幻(むげん):ゆめとまぼろし
薔薇(しょうび):ばら
展翅(てんし):標本にするため昆虫などの翅(はね)をひろげること
現(うつつ):げんじつ
◇こちらの詞に曲をつけてくださる方を募集しています。ご要望にあわせ変更も可能です。
◇もともとは歌詞募集に応募した作品を改変したものですので、あらかじめご了承ください。応募先の方で何か問題がありましたらご連絡をお願いします。
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