きっと、来年もまた
君の隣で
「笑っていようね」って約束して

「仕方ないよ」って
君の笑顔がから回っている。ような気がした。


「見て?電球ソーダだって!」
はしゃいでいる君の、
後ろ姿を追いかけていく。

はぐれないように、手を繋いでいこう。
二人きりになった、ような気がした。

夕暮れ時、日が沈むように
君の横顔、仄暗くて

何かを割くように、僕らの間に
夏風がそっと、吹き抜けていく


もっと早く
君にさよならが、できたなら

目と目があって、鼓動が高鳴って
透き通った、五秒前。


あゝ、花咲いた。
隣で笑っている君
「さよなら、しよう」なんてさ言えない
言えないよ……!

泣いてなんかないよ
君に目を逸らしたまま
「また会おうね」
もう少しだけ手、繋いでいようか。


きっと、来年もまた
君の隣で
笑っていようねって
約束して

「仕方ないよ」って
君の笑顔がから回っている
ような気がした。

同じ毎日、今日の帰り道
昨日と同じって、笑ってたような

そんな明日でいい、そんな今でいい

今、君がそっと
目を閉じて


あゝ、花咲いた。
隣で震えている君
「さよなら、しよう」なんてさ言えない。言えないよ……!

「泣いてなんかないよ?」
君は、消えそうな声で
「また会おうね」
もう少しだけ手、繋いでも良いかな? 

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  • 非営利目的に限ります
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【歌詞】晴花電球ソーダ

晴花電球ソーダ
lyric:魚井カズキ

閲覧数:205

投稿日:2018/06/22 20:57:48

文字数:571文字

カテゴリ:歌詞

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