例えばそれは薄っぺらな関係で


例えばそれはたった1つの鍵が繋ぐ扉で


例えばそれは数字の羅列が紡ぐ涙で


例えばそれはただの心のよりどころで



例えばそれは、独りから解放されたら要らなくなるもので



だとしても私は、私は、私は、



一瞬でも友達というならば



あなたとつながっていられたというならば



それだけで満足で



鍵を投げるたび紡がれる一言が

本当の真実だったとしても


あなたは私を思い出さない



そんなのはずるい、と


昔の私なら言ったのかもしれないけれど



鍵を手放せない私は



顔も知らないあなたをこの硝子の向こうに待ち続ける










ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

KEY

画面の中の人にはあえないし、
友達の名前が例えただの数字や英文字の羅列のIDだったとしても、
あの時あなたと話した言葉は、顔も名前も知ってる友達にはとても言えない私の本音でした。
KEYを叩くたびに虚しくなったのは気のせいでも、嬉しかったのはきっと気のせいじゃない。
届かないかもしれないけれど、最後でないことを願うメッセージ。

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投稿日:2012/03/24 17:17:36

文字数:309文字

カテゴリ:歌詞

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