白いクッションの上に佇む
硝子の一角獣(ユニコーン)が僕
煌めく窓の外見つめ
飛び立ちたいと願い翼を震わせる
”外は危険がいっぱいだよ?”
そんなの知ってるよ僕だって
でもね神様が僕に
授けた翼を使ってみたいんだ
だって僕には
ほかの誰にもない
あの青空に飛び出せる力があるんだ
僕が外に出たら君のために
白のプリムラ シネンシスを届けるよ
僕の持てる限り沢山の花束を
君に届けるこれ以上ない気持ちを
この花に詰めて
僕の体を精一杯伸ばしても
見えるのは野原だけ
僕がここから飛び出したって
願いの花があるとは限らないことを知ってる
”あの花の花言葉はね……”
そう言って君は外を見る
だからね僕から君に
想いの全てを手渡したいんだ
だって君には
どんな時だって
僕がいることを覚えておいてほしいから
もし僕が外に飛び出していったら
君は心配してくれたりするんだろうか
でも僕が持てる限り沢山の花束を
この体に乗せて帰ってきたら
どんな顔するかな
僕は硝子の一角獣(ユニコーン)
君は人間の女の子
だけどね僕から君に
想いの全てを届けたいんだ
だって僕は
いつも君だけを
大好きなことを知っておいてほしいから
僕が外に出たら君のために
白のプリムラ シネンシスを届けるよ
僕の持てる限り沢山の花束を
君に届けるこれ以上無い気持ちを
この花に詰めて
”あの花の花言葉はね……”
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