あの日夢見てた虚像
絶え間なく横切る残像

過去と未来が交差する街で
わたしは心に包帯を巻いて

濁りきった水の中で
呼吸することも許されないまま
暗闇に抗って縋って
それでもまだ涙腺は塩味を帯びる


優しい日々が記憶を駆け巡る
二人で歌ったあの歌も こんなに鮮明なのに

この心臓に酸素を齎して
澄んだ空気を送ってほしい


あの時から止まってた時間
二人が愛していた空間

錆びついた時計が今この部屋で
わたしの肺と共に廻りだす

澄み切った空の中に
描いてたものはモノクロのまま
運命に抗って嘆いて
だけれどその背は哀愁を帯びる


優しい風が窓辺を駆け巡る
二人で笑ったあの瞬間は なにより大切だから

この思いに終止符を打って
白い雲の向こうに流してほしい


願わくばわたしの気管に もう一度

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

愛と酸素

MEIKOさん視点で考えてみました。

好きだった人と別れたんだけれど忘れられるはずもなく、呼吸もままならない、みたいな感じで

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閲覧数:75

投稿日:2010/01/13 21:26:35

文字数:355文字

カテゴリ:その他

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