喧噪の真上 そこに佇む
あたしは町を見下ろす
そよぐ風と 飛行機雲
一人鼻歌を歌う

町の動き、人の流れよく分かる
全て見えるあたしはそうまるで神様みたいだよね
なのになぜか心ざわめくの 理由(わけ)もなく叫んでみたって
誰も気付かないな

あたし 鉄塔ガール 空想がある
この足場に立っている
平和なこの町を眺めてるだけじゃ、つまんないなぁ
この空の下、微妙な高度から
愛の歌、叫んだとしても 誰も聴いてないな
もういなくなってしまえ!

喧噪の真上 今日も変わらない
飽きることにも飽きたな
楽しそうに話す人たち
何話してるのか知らないけど...
焦れったいなぁ!

結局はそうなんだ 全てが他人事なんだ
あたしが入る隙間なんてありはしないじゃないか
声を張り上げようとも 生憎メガホンもないな
あぁ もういやになっちゃったな

本当は知ってるんだ 分かってるんだ
「神様」なんて強がりで
だから誰とも分かり合えないことが 苦しいんだよ
「ここから飛び降りて、自由になる」
その為の翼なんてないけど

それでもいいかなぁ

あたし 鉄塔ガール 理想がある
この足場に立っている
最後にここから見える景色は、悪くないな
この空の下、微妙な高度から
愛の歌、叫んでやるから 届いてくれよ
どうか、お願いだ

あたし 鉄塔ガール 空想がある
この足場からもさよならさ この感情ごと
もういなくなってしまえ!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

パワー・タワー・ガール 歌詞

閲覧数:250

投稿日:2020/05/22 19:59:21

文字数:602文字

カテゴリ:歌詞

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