何もない灰色の世界 足元に散らばるは色の欠片
行く当てもない私 手には鮮やかな菓子たち
苦い味は 嫌いなの 甘い甘いお菓子が好き

薄く広がる 背徳の色 私は黙り 首傾げ
「あぁ、そうだわ」 呟いた
色の欠片を 拾いましょう

ふわり 香る 蜜の色 雨の粒は無くなった
マカロン ひとつ 手に取って 空に鏤める
ほら、綺麗な世界


誰もいない灰色の世界 私がこの世界のお姫様
涙も出ない心 悲しみは甘くないわ
苦い味は 苦手なの 甘い甘いお菓子がいい

そっと消える 冷たい色 私はひとり 目を閉じる
「あぁ、そうだわ」 呟いた
私はいつも ひとりでしょう

ゆらり 揺れる 歪む視界 飴の粒は涙の代わり
マカロン ぐしゃり 潰れたら 空は崩れる
ほら、キレイナセカイ


いつしか 私は気づく
灰色の世界に 来た意味を
いつだろう 私は思う
灰色の世界を 見た理由を
行く当てのない 私
手元には 潰れたマカロン
「あぁ、そうなの。
これが私の 運命」


ふわり 香る 蜜の色 雨の粒は無くなった
マカロン ひとつ 手に取って 口に運んだら
あぁ、苦い甘味

いつか 思う 昔のこと 幼き記憶は幻
マカロン それは 私の過去 戻れぬ時間
あぁ、苦い甘美


私が ひとりの理由
潰れたマカロン 噛み締めた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

灰色世界と潰れたマカロン

灰色の世界に、少女はひとり。
手元には色鮮やかなマカロン。


甘いようで ちょっと悲しい感じ。



【追記】ブックマークありがとうございます…!!お祝いにマカロン買ってきます!!!←

閲覧数:70

投稿日:2011/03/03 00:30:57

文字数:555文字

カテゴリ:歌詞

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