君は目を離すと すぐにふわふわ消えてしまう
繋いでおけない風船みたいさ

ほんの少しだけだよ 僕が手を離したのはさ
だけどなんでさ そんなところにいるの

気付けば視界の端 ふらふらふわふわ
あっちこっちうろついて 油断が出来ない

だから もう疲れたんだ! ずっと探してるのは
うっかりよそ見も出来やしない かくれんぼにももう飽き飽きさ
サヨナラさ風船ガール 僕はもう君を繋がない
風の中頼りなく握ってる この手を離せばおしまいさ


君は風のままに すぐにどこかへ行ってしまう
まるで飛んでいく風船みたいさ

そんな君の姿に 僕はきっと惹かれてたんだ
子供の時にさ もらうと嬉しかったろ?

でもふいに手を離す そのままふわふわ
気付けば高く空に舞って おーいどんな気分だい

そうさ もう疲れたんだ! 上を見上げるのは
ゆっくり息もつけやしない 首も痛いし目も疲れた
サヨナラさ風船ガール 僕はもう君を縛らない
重しで押さえておいたって、空気が抜けるだけだもんな


追わなくていい暮らし 僕も自由だ
だけどなんだか少し、この部屋は華やかじゃない気がする


ごめんね 風船ガール やっぱり寂しいんだ
君がいなければ僕の部屋は 地味だし空も見上げないんだ
今行くよ風船ガール 僕は君を探しに行く
君が北極に行っちゃったり、しぼんで海に落ちる前に

どこだい 風船ガール あっちこっち探すよ
ビルの隙間や空っぽの電車 窮屈な都会の人ごみの中
だめだなどこにもいない もう手遅れなのかな
泣きそうになって空を見上げたら あ、いた そこの枝に引っ掛かってる


君は手を離すと すぐにふわふわ消えてしまう
繋いでおけない 風船みたいさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ふーせん がーる ~Unchained Love~

「繋いでおけない風船みたいさ」というワードが不意に浮かんだので、そこから一気に作り上げた30分クオリティ。

「いなくなって初めて分かる大切さ」みたいなベタな展開にしたのだが、読み返してみたらただのバカップルの歌に見えてきた。悲しい。

閲覧数:167

投稿日:2015/05/07 22:09:55

文字数:717文字

カテゴリ:歌詞

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