街路樹抜けた交差点を右へ 曲がれば喫茶店
あの頃 飲めもしないのに真似した
ブラックコーヒー すすりながら

冷たい風が 身に沁みる季節に
神様はザンコクで
悴む手を忍ばせる場所はもう
届かないとこへ行ってしまったなんて

切りすぎた前髪をバカにされたことも
くだらないことで笑いあったことも
今になって昨日のことみたいに
思い出すの

一人きり バスに乗って
二人歩いたあの景色を眺めるためだけに
胸に残るのは 後悔じゃない
後悔なんかじゃないからね

二人して眠気まなこをこすった朝も
寂しくて長電話した夜も
何もかもが愛おしくて切ない
嫌になるね

君の名を 空につぶやいた
その想いは届くこともなく溶けて消えたけど
雪が降ってきた
染まっていく 街も心も真っ白に

大切な この思い出を
一つ一つ優しく摘み取って ここに置いていくよ
頬を伝うのは 涙じゃない
涙なんかじゃない
雪だけが気づいていた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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フクジュソウ

閲覧数:278

投稿日:2014/01/16 20:35:29

文字数:403文字

カテゴリ:歌詞

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