歩道橋から見える景色は
風に揺られてぼやけて
暮れゆくカラスと鬱を越えた
五分間で落ちる夕日が
心残りも焦がして
暮れる街を遠目に見てたんだ

影を預けたつめたい都市のブルース
雪をのせて踊りあえるから
歩きかわした横目を窓にもどせば
だれもかれも歩いて行ける

さめないで捨てないで
駅を待つ
ひらひら過ぎる春
やまないで逃げないでと
手をふる
それじゃ またね
くぐもってないて

時計台を照らす月が
星の数ほど脆くて
あふれる世界と猫を抱き合えば
理想上に見えた君でも
夜の寒さで目覚めて
少し春を手元に寄せた

仕舞い損ねた誰かのサンタクロース
カフェに入りケーキを一つ
いつもだれでも視線で内緒話
星をまぶすソーダフロート

焼けついて包まれた雨が来る
あなたは揺れる夏
止めないで乗り継いだ
蒸気汽車
見送る梅雨をいつだって追った

飛行場で交わす秘密が
つづく涙に打たれて
傾く機体と風に乗り合えば
自尊心を隠す孤独は
まちの景色にまた消えて
静かに呼吸をした

錆びついて捨てられた都市を行く
それなら一人だね
揺れながら繰り返す長い旅
それじゃ またね

起こさないように浮かぶ飛行機
赤と青の軌道線
落書きの街頭路
冷える片道を耐えるリキュール
なんだっていいんだ
だから

歩道橋に響く言葉が
街の鼓動をはやめて
抱えた夜空に息を吐き出せば
宇宙上を満たす星も
夜も車も嘘さえも
声も街も
君も

二千年を生きる夜明けで
なにもなくとも溢れて
明日は確かに僕らを見てただろ
歩道橋を降りるあなたと
なにかあれどもただ捨てて
傘を開き
家路に ついたんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

歩道橋-歌詞

閲覧数:127

投稿日:2026/04/24 06:42:26

文字数:687文字

カテゴリ:歌詞

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