どこか吹く風 茜蜻蛉
明朗快活な心模様
どこか聞ける高らかな声
今年もまた夏が来る
風鈴の音が鳴り響く
景色すでに黄金色
光と音が舞う舞台
ただ眺めている
この空を
たまやたまや
私のことを
照らした花火は
どこへ消えるの?
高く高く空にのぼった
答え何も一つもわからないまま
草木が茂る緑葉月
纏う衣は水玉模様
雨は上がり鮮やかな虹
蝉時雨の降る頃に
祭囃子の提灯に
きらり夜に星一つ
心揺らし踵浮かせ
ラムネを握って
見上げれば
たまやたまや
水面に映る
逆さの花火は
目にもくれずに
ただ答えを探して迷う
星の跡を追いかけて回るように
見下ろす街は
晴れ舞台
夜風揺れてなびく髪
見合う花火心燃やせ
最後を彩る
この空を
たまやたまや
赤青黄色
緑の花火が
空に消えてく
萎む花火ただ見て想う
答えなんて分からないと知りながら
季節は巡り青梅雨時
朧一つもない空模様
見上げた景色は黄金色
今年もまた夏が来る
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