戦場の花、国境の先。


誰かが叫んだ届かない声
誰もみな口を閉ざして
弾丸は今日も頭をかすめ
立ち尽くす君がそこにいたんだ


大義かけた戦いと大人は言う
だけど僕は戦いの意味知らない

言葉は無力 
友達はこの手の銃
狙い定め 息殺し 引き金引く

刹那逃げる 死角求め
螺旋降りる ドアを開けた
そこには 儚げな眼差し
君がいたんだ 
 
すべて失った君を見つけた
廃れきった戦場の街
弾丸はなお頭をかすめ 
無意識にその手を取った

誰かが叫んだ僕を呼ぶ声
でも僕は振り返らずに
小さなその手つよく握って
駆け出した


行くあてなどない
肩で息するふたり
視線が重なる
君が初めて笑う

僕はうまく笑えたかな
凍った心が溶けてく
ここじゃないずっと遠くへ 
君と


すべてが変わった
それからの日々
抜け出すんだ戦場の街
弾丸が今日も降り注いでも 
つないだ手もう離さない

僕ら目指した国境の街
あの橋の先に広がる
自由への一歩踏み出したとき  
閃光が見えた

 
薄れる意識届かない声
君の目の涙ぬぐって
最後の力 君の背を押す
後からさ 僕も行くから

今なら分かる生きるその意味
君の手が教えてくれた
振り返りざま銃を構えて 
引き金を引いた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【GUMI】戦場の花、国境の先。【オリジナル0o0】

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投稿日:2013/04/14 10:01:41

文字数:532文字

カテゴリ:歌詞

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