白いホースのしっぽを
ほうきがわりまたがって
この空へ飛び立とう
遅れた粉雪 鼻先溶ける


落ち葉踏み鳴る 季節のあと
ふと降り出す ぼたん雪積もって
雪だるまのフォルムになる

汽笛鳴らす 線路沿いに
並べちゃおうよ、ね?

あしたの天気さえ
気にもならないくらい
ふたりを包む空気は
スンと澄んで 柔らかくて

白い景色溶けて
あまりに綺麗だから
溶けたまんま 次の季節
迎えらると思ってたんだ


雪解け小川 つくしの帽子みつけた
パイロットみたいだよね
春一番に乗ってきた

走り出す リュックチャーム
リンリン泣いてる

君のいない春の 生ぬるい風を受け
目の前が滲んでゆく
気のせいかな...?
たまらなくって

ノートの最終ページ
思いきり切り取って
君宛の手紙書いて
紙ひこうき あの空へ送った


音沙汰のない日々に
ひつじ雲の群れ見た
ふたりで包(くる)まる夢を見た


もしもあした空が
陰るころになったら
ふたりで行ったパークに
忍び込んで相談しよう


夢うつつ天使は
ゆっくり目をこすって
オリジナルの魔法をかけ
小さな使者を召喚する

白いホースのしっぽを
ほうきがわりまたがって
あの空へ旅立とう
遅れた粉雪 鼻先溶ける

あしたは
きっと君の腕の中...

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Spring

山Pさまの歌詞募集曲への応募作品です。
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投稿日:2024/09/27 09:08:18

文字数:545文字

カテゴリ:歌詞

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