月明かりのした
二つの影が
真っ白な雪に伸びてた

もう終わりだね
取り残されたのは

白くなる思い出



一人きりじゃ寂しい
一人じゃ出来ないこともあるんだって

知ったのは守り
守られたい存在が初めて出来たときだった



生まれてくるのは
楽しさ悲しさ嬉しさ苦しさ

ひとまとめにすると
つまりすべて幸せだった



1人じゃ駄目だよ
泣きわめき

あなたがいなきゃと
cry cry cry

涙がこぼれ落ちるでしょう

せめてもう少しと
抗うの

気持ちよ伝われ
cry cry cry cry…

ずっと離れたくないの



捨てられた僕は
真っ白な世界のなか

孤独と言う感情に
久しぶりに飲み込まれなにもせずに暗闇を待つ



これでいいよって
ぬくもり思い出感情幸せ

もう忘れたいやと
何もしなかったの



真っ白な世界へ倒れ込み

真っ黒な世界へ落ちていく
冷たいとこまで行きたいの

指の先まで落ちたなら

あなたは心配してくれるかな…なんて


白銀の世界にただ1羽

静かに眠る兎はもう

泣けないの

冷たいの



月明かりのした

ひとつの光が静かに消えた

取り残された彼女の手には

指輪のあとだけ残る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

灰色兎

銀世界で別れた彼との別れを世界との別れにした兎の歌の歌詞です。
曲がないため使ってくださると泣いて喜びますw
コメントよろしくお願いします。

閲覧数:25

投稿日:2011/08/22 16:45:25

文字数:569文字

カテゴリ:歌詞

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