手のひらに伝わる あなたの温もりを
感じて私はただ 声を殺して泣いていた

木枯らしが頬を打って 滴が夜空に散った
月明かり儚くそれを照らして 思わず私は逃げ出した

飼い慣らしてたはずの この感情が
今更牙を剥き出して
外に出たいって心の中で暴れ出して
もう、すぐ押さえ込むことができないでいる

最終列車が走り出した 重苦しい昨日を振り切って
ゆっくり時計だけが 世界を置いて加速していく
散々何度も言い聞かせて この日まで嘘をつけたのに
涙初めて見たときは いつものように強がってみせたのに

息をするのが苦しく 視界もぼやける夜更けは
星達が弱々しく瞬いて まるで命の灯のように

「無理しないで、もういいよ」
そんな悲しいこと言わないで
「明日になったら忘れることもできるさ」
否定しながら微かに理解している
そんな自分が嫌い、嫌い、嫌い

最終列車が立ち止まって 重苦しい扉が開いた
今じゃ何もかも無かったことにしたいけどさ
もう一度確かに言い聞かせて 「あと少し強がってみてよ」と
木枯らしが頬を打ち 涙をどこか飛ばしていく

最終列車が走り出した 重々しいあなたのいる場所へ

手のひらに伝わる あなたの冷たさで
呼吸を取り戻した その後静かに微笑んだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

木枯らし

色々迷ったあげく、サビ歌詞は少し戻して変更。

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閲覧数:378

投稿日:2015/03/24 23:46:24

文字数:538文字

カテゴリ:歌詞

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