澱(よど)み落とす朝靄(あさもや)
鳥の囀(さえず)りもしない
騒ぎ立つ音が
疼(うず)く

埃起こす彼方は
刻を変えずに留まり
重ね合う想い

ぶつけ合う柄(つか)と柄花散らし
洩らす息逃(のが)すまいと睨む
違(たが)う道交わらす戦禍(せんか)へと
もう後には退けぬ

何を求め何処へ行くのか解らないままに
振るう刃幾つ握れば満たされるのだろう
手と手繋ぐ温もり求め争ってみても
後ろに遺された物は哀と戦か

個々に落とす朝露(あさつゆ)
宵の明け行く爽籟(そうらい)
奏で合う音が
響く

誇り咲かす姿は
刻も変えずに留まり
温かく息吹く

睦(むつ)み合う琳(りん)と琳花揺らし
濡らす君逃(のが)すまいと開く
違(たが)う密交わらし千華(せんか)へと
厳(おごそ)かに弾ける

何を求め何処へ行くのか解らないままに
映す磊(らい)は幾つ咲かせば満たされるのだろう
根と根繋ぐ移ろい求め育(はぐく)んでみれば
後ろに遺された物は愛と廉か

何を求め何処へ行くのか解らないままに
振るう刃幾つ握れば満たされるのだろう
手と手繋ぐ温もり求め争ってみても
後ろに遺された物は哀と戦か

禮(らい)を恐れ悠(ゆう)を得るには外せない枷に
痛む涙幾つ溢(こぼ)せば満たされるのだろう
手と手繋ぐ温もり求め歩んでみても
浮き世に遺された物は哀悼戦華

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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哀悼戦華

MEIKO無双用 テキスト

閲覧数:66

投稿日:2011/11/20 16:08:49

文字数:572文字

カテゴリ:歌詞

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