暗闇の町。大量発生ノイズ音。耳を塞ぐけど、君は知らん振り。そっぽ向いてるだけ。いつからそうなの？いつからそんなに、冷たくなったの？ネェ。こっちむいてよ！君のことよ！聞いてないフリをしないで！耳栓までして、完全装備？もう・・・笑ってくれないのかな？賑わう、夜の大通り。君の姿は見えない。やっと見えた君の横には、綺麗な知らない女の子。ああやって私も、笑いあってたのにな。キスもしたのにな。怒ることより、懐かしむことを、先決に選んだ。ネェ。その女の子とドコ行くの？イチャつきながらドコヘ向かうの？ああ。そこのホテル？ステキなラブホテルね。素敵な夜を彷徨いなさい！こっち向いてよ！君のことよ！まるで貴方は源氏みたい。私の他にも女が居るでしょ？答えてよ！怒らないから。居たら黙って出て行くから。教えて？おしえて？オシエテ？そう。そこまでして庇うのね・・・。もう、呆れたわ！サヨナラ！光源氏！！！

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