汗ばむ温い風 賑わう人混みの中
いつもの場所僕は一人君を待つ
だんだん近くなる 下駄がカランと音を立て
浴衣を着た君が「似合う?」と言う

いつもと違う君の姿 とても可愛く映ってる
照れながら「うん」と言うと 僕は彼女の手を握った

一緒に歩く屋台通り 子供のようにはしゃぐ君
キラキラ光る君の瞳 僕らの頭上で花火が鳴る

ヒカリが上がるたび わぁっと響く歓声
カラフルな色で彩るスターマイン
夜空に打ち上がる光と音のグラデ
この光景目に焼き付けて

光が映る君の横顔 さりげなく見ると泣いていた
そんな僕の顔に気づくと ありがとうと笑ってみせた

二人の思い出の花火 いつまでも覚えていて
握りしめた手の感触 最後の花火が音を立てて消えた

今年の夏は僕一人 君の姿はもう居ない
君の笑顔と並ぶ花火 こんなにも儚げだったんだね

君に言うよ…
ありがとうと…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

花火-Hanabi-

夏も終わりに近い頃、君と一緒に見る花火は特別だった。
浴衣姿に目を奪われて、手をつないではしゃぐ君を見ていると、とても幸せを感じた。
だけどこの楽しい時間も今年で最後・・・
君はいなくなる。ありがとうと不器用な笑顔を見せて、最後の花火が散った。

僕は一人。あの時の輝きと同じようで、全く違う姿をした花火を見ながら
君に、ありがとうと言った・・・

https://piapro.jp/t/V8w3
この歌詞に曲をつけました。ぜひ聴いてみてください。

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投稿日:2020/12/16 18:38:16

文字数:381文字

カテゴリ:歌詞

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