ミクはマスターが留守なので、暇つぶしをしていた。
ミクがやっているものは、テレビゲーム。
『ぽぽぽぽっぽっぴっぽー』
ミクの操作する勇者が、テレビの向こうでレベルアップした。
そのミクの横で、鏡音リンがそのゲームのケースを眺める。
「ミク、そんなのやって楽しい?」
リンがたずねると、ミクは言う。
「そのケースにさ、おもしろいことかいてあるんだよ」
それにリンは少し不機嫌そうな表情になる。
「それはいいけど私の話ガン無視?」
「そのパッケージにさ、『戦うほどに強くなる』ってかいてあるじゃん」
やはりリンのことについては答えず、ミクに言う。
「私の場合は、『歌うほどにのどがいがらっぽくなる』だよね!!」
「私の話無視してまで言うことかよ!!!私の会話返せ!第一ミクが歌うのへただから歌えば歌うほどのどがガラガラしてくるの!」
リンが画面を見続けるミクに向かって突っ込んだ。
コメント0
関連動画0
オススメ作品
朝起きた瞬間に飲み込む
元は氷河だった冷水
タイムマシンに乗り込んで
2000年代の義務に手を伸ばそう
何をすべきなんだろう
僕は何をすべきなんだろう
エスカレーターで参勤交代
オモロイ言葉遊びに降灰
何なんだろう一体ね
浮かぶのは飛行機か鳥なのか...Iron birds
あふれいど
揺れる視界
携えたのは約束
同じ風景
狂わせるのは後悔
ブレてしまわないように
帆を張り今日も進もう
脳裏で美化される思ひ出
コインを汚すのは嫌だから
今この1秒刻みを見つめて
明日を選び続けていたい...sailing song
出来立てオスカル
ありえない幻想
あふれだす妄想
君以外全部いらないわ
息をするように嘘ついて
もうあたしやっぱいらない子?
こぼれ出しちゃった承認欲求
もっとココロ満たしてよ
アスパルテーム 甘い夢
あたしだけに愛をください
あ゛~もうムリ まじムリ...妄想アスパルテームfeat. picco,初音ミク
ESHIKARA
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
命に嫌われている
「死にたいなんて言うなよ。
諦めないで生きろよ。」
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
実際自分は死んでもよくて周りが死んだら悲しくて
「それが嫌だから」っていうエゴなんです。
他人が生きてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
それでも「平和に生きよう」
なんて素敵...命に嫌われている。
kurogaki
廃墟の国のアリス
-------------------------------
BPM=156
作詞作編曲:まふまふ
-------------------------------
曇天を揺らす警鐘(ケイショウ)と拡声器
ざらついた共感覚
泣き寝入りの合法 倫理 事なかれの大衆心理
昨夜の遺体は狙...廃墟の国のアリス
まふまふ
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想