A根拠は無い 全てが敵に見える
 正しく無い 全てに失望して
 望みはない 人生に見切り付け
 こんな自分を 他人は愛せと説く
 「暗い未来を死なず歩いて行け」
 そんな言葉を 無責任に吐いて
 いざその時になれば ただ踏みつけて通り過ぎる

S本当は知ってる 本当は味方も居た
 けどそんなことはどうでもよくて
 否定的な言葉ばかり受け取って
 味方の言葉を聞かなかった
 ただ傍に居てほしくて試した
 愚かな被害妄想だったんだ

B証は無い 全てが仇に見える
 正しく無い 全てに落胆して
 希望は無い 人生に諦めて
 そんな己を 他人は変えろと説く
 「冴えない顔を上げて歩いて行け」
 そんな言葉を 無責任に吐いて
 いざ限界になれば 適当に離れ嘲笑う

S本当は知ってる 本当は敵なんて
 けど気付くにはもう遅くて
 肯定の言葉を聞き流した
 架空の敵を作っていたんだ
 離れないか安心が欲しくて
 ただの被害妄想だったんだ

全文ひらがなver

Aこんきょはない すべてがてきにみえる
 ただしくない すべてにしつぼうして
 のぞみはない じんせいにみきりつけ
 こんなじぶんを たにんはあいせととく
 くらいみらいをしなずあるいていけ
 そんなことばを むせきにんにはいて
 いざそのときになれば ただふみつけてとおりすぎる

Sほんとうはしってる ほんとうはみかたもいた
 けどそんなことはどうでもよくて
 ひていてきなことばばかりうけとって
 みかたのことばをきかなかった
 ただそばにいてほしくてためした
 おろかなひがいもうそうだったんだ

Bあかしはない すべてがあだにみえる
 ただしくない すべてにらくたんして
 きぼうはない じんせいにあきらめて
 そんなおのれを ひとはかえろととく
 さえないかおをあげてあるいていけ
 そんなことばを むせきにんにはいて
 いざげんかいになれば てきとうにはなれあざわらう

Sほんとうはしってる ほんとうはてきなんて
 けどきづくにはもうおそくて
 こうていのことばをききながした
 かくうのてきをつくっていたんだ
 はなれないかあんしんがほしくて
 ただのひがいもうそうだったんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

被害妄想

 歌詞を書きたいと思った時に妄想感傷代償連盟が浮かび、そこから妄想だけなぜかピックアップし、結果、被害妄想になりました。

 最近いつもお世話になっているサイトで調べると『特に根拠もないのに、他者から危害を受けていると思い込むこと。「妄想」は間違ったことを根拠もなく信じること』とありました。そこから連想ゲームのようにして書きました。

 ただ、友人からちょこちょこ言われるのは「発想が斜め上だよね」らしいのでなんでそうなった!?があるかと思われます。そこは、笑って流してくださると嬉しいです。

閲覧数:69

投稿日:2018/10/23 11:25:52

文字数:927文字

カテゴリ:歌詞

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