あなたがくれた淡い体温が
冷たい肌にまだ残ったまま
ひとり眠る朝焼けの部屋
あなたが去ったあの冬の夜は
雨が混ざった雪に変わってた
白く煙る薄墨の街

噛み締めた痛みが 唇の端零れてく
許されるならば もう一度 わがまま

もしも二人離れぬまま 時が経ったならば
何もかもが うまくいっていたのかな


あなたがくれた甘いくちづけは
やさしい蜜と嘘の味がした
流れてゆく冬枯れの空
あなたが告げたあの時の言葉
胸に刺さったままで疼いてる
青く滲む星屑の痣


溜息を充したグラスからは また溢れだす
あの日々の影に もう一度 さよなら

もしも二人離れぬまま 時が経ったならば
何もかもが うまくいっていたのかは
わからないけれど

そして二人離れたまま 時が経ったいまは
何もかもが あの冬と違っている

あなたがくれた淡い体温が
冷たい肌にまだ残ったまま
ひとり眠る朝焼けの部屋
あなたが去ったあの冬の夜は
雨が混ざった雪に変わってた
白く煙る薄墨の街



 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

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投稿日:2016/02/15 00:31:00

文字数:433文字

カテゴリ:歌詞

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