いつも通り 手から溢れてしまった声を
また排水溝に流していく
裏紙に書かれるわけでもなく
ただ寂しそうに 悲しそうに 溶けていく


歩く 歩く 書架の間を
本を片手に スマホ片手に
歩く 歩く あの本を探して
私を夢に連れていく本を探しに

夢が自分で描けなくなった
想像のペガサスも雲になって消えた
どこかにあるはずなのに見つからないの
みんな私を避けていくの

幼い頃に描いた淡い夢を
いまだに覚えている断片で想い馳せる
自由な世界が私を待っている
白いワンピース揺らして 待っている

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夢遊

歳月を重ねるにつれて私たちの想像力は、羽ばたくことを恐れるようになる。

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投稿日:2024/08/04 19:09:52

文字数:245文字

カテゴリ:歌詞

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