『片翼の天使』

深い闇に 飲まれそうなほど 
未来さえ見えない 混沌の世界

僕は砕けた硝子 
時には諸刃のように
自分さえも傷つけてしまう 
冷たく輝く 透明な 硝子

そこに ただ一点の光が差し込んだ 
光の導く先に 手を差し伸べる 
片翼の天使
僕に触れる その手は 
暖かくて柔らかい

やがて その手から 
ひとすじの 赤い血が流れた

     ―その手を放して―

僕の想いとは 裏腹に 天使は云う
『君のために 流してるんだよ』
透明な硝子だった僕が 
やがて暖かな息吹へと変わった

君が触れた あの瞬間に 
僕はぬくもりを 知ったんだよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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片翼の天使

昔書いたメモ帳から引っ張り出してきました。
まだミクも生まれてない頃の詩です。
ミクにいつか歌ってほしいなぁ...なんて。
誰かこの詩に音譜載せてくれないかな?

ちなみに中の人は音楽が好きだけど奏でられないというしがない一般人でっす。

閲覧数:53

投稿日:2010/03/15 10:47:42

文字数:279文字

カテゴリ:歌詞

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