A1
朝焼けを待って寝ずの番
だけど明ける空答えは白
薄い雲の向こう伸ばした腕
見つけた星空に答えは無い

B1
嵐の最中(さなか)に雨は降らず
張り付いた服はもう汚れてて
雨乞いする人不毛の土へ
ひび割れた私はただ笑ってて

A2
傷ぐちを開けて留守の晩
誰も気付かずに応えは嘘
いつも路線図は出られぬ円(えん)
帰りを待つけど応えは無い

B2
嵐の最中も風は吹かず
引き千切る蔦はもう乾いてて
呼びかける声反響する
棘生やす私はまだ笑ってて

C1
きっとそうだろう
こんなふうに居る
咲くはず無いんだ
裂くならまだしも

C2
きっとそうだろう
君は知ってたんだ
それでも抱いてた
僕を抱いてたんだ

B3
嵐の最中(さなか)に雨は降らず
張り付いた服はもう汚れてて
雨乞いする人不毛の土へ
ひび割れた私はただ笑ってて

110812 青捩子
多分Bがサビ。