露草が咲いていた
私の好きな青い花
夏の名残だねと笑った
曇り空が似合う頃

霧が立ち籠めて
君の前まで降りて来る
小さな一雫が
瞼に落ちて跳ねた

雨の降る中で踊ろう
涼しい風 色づく葉
灰色を重ねた空が
秋の訪れを告げている


朝露が光っていた
金木犀も香るから
懐かしいなと思い出した
去年の今と同じだ

金色の道を
一人で歩いて眺めた
薄が囁き合い
稲穂は実り垂れた

雨を見送って踊ろう
涼しい風 色づく葉
満月を抱えた空が
秋の深まりを告げている


夕焼けが燃えていた
重なり飛ぶ秋茜
なんて眩しいのと零れた
隣の君は微笑んだ

綺麗な景色が
もの寂しさを連れて来る
孤独も温かさも
すべて含んだ季節

雨が上がっても踊ろう
涼しい風 色づく葉
羽音を奏でた空が
秋の旅立ちを告げている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

秋の歌

秋に二人。


――――

タイトルのまま。
今の季節が秋なので、書いてみました。

構成:ABサビABサビABサビ

閲覧数:68

投稿日:2011/10/16 21:53:31

文字数:351文字

カテゴリ:歌詞

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