呆れるほどの雨を束ねる六月の空
無防備な肌を貫けば 息が止まる

きっとあの夏を望まない僕の本音
降り注ぐ灰は色褪せた君に被る

ちらつく猫の尾(ねこのお)
横目に咲くのは
好きだった花の淡い記憶

空っぽの靴箱
さよならありがとう
より先にでた言葉は

今年も雨はただ通り過ぎるだけで
君を連れてはこないから
雨音僕の秘めた想いに滴る(したたる)
君消してくれないか

影も映さない
黒い街の下で眠る夜
冷たい雫に打たれて
色づく紫陽花を見た
君がいたあの日

萎れた(しおれた)花の栞は今もそのまま
涙塞き止めているから
行かないでまだ伝えたいことばかりで
「さよならなんて嫌だよ(やだよ)」

今年も雨はただ通り過ぎるだけで
君を連れては来ないけど
傘の隙間をかける二人想う雨

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

hydrangea

kou423様の楽曲に
歌詞を選んで頂けました

hydrangea=紫陽花
タイトル思い付かなかったです…

kou423様の楽曲http://piapro.jp/t/zh3g

変更 5月24日

閲覧数:286

投稿日:2018/05/24 12:21:25

文字数:341文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました