「明け方の街」

明け方の街の
ビルの谷間を
まるで昔のように
ふたりは歩きつづけた

言葉にすれば
すれ違いが見えそうで
この時が
壊れてしまいそうで

不器用にしか気持ちを語れない
あいも変わらずDryできまぐれな君
5年ぶりのその笑顔に
どうしてだろう
胸が痛むから
振返らないで

もう
帰れない 戻れない 望んでない
ただそんなことより
友達としてそばにいれるこの時が
しあわせで
前より奇麗になったってこと
伝えずにはいられないよ
始発の出るその時まで
もう少しこのままで

明けゆく曇り空
埋もれてくテールランプ
爆音が通り過ぎて
この街が動き始める

闇に埋もれてた
二人の形は
いま光に照らされて
何の約束もいらないのさ

知らないうちに大人になってた
今は互いに大事な人がいても 
その昔 君を愛したことを
誇りに思うよ
別れたことでさえ
何の矛盾もないぜ

もう
帰れない 戻れない 望んでない
ただそんなことより
友達としてそばにいれるこの時が
しあわせで
前より奇麗になったってこと
伝えずにはいられないよ
始発の出るホームにたたずんで

この気持ち言い尽くす言葉が
どこにも見つからないから
何でもない顔で手をふるよ
前より奇麗になったってこと
言わずじまいで
いつのことかわからないけど
また会える日まで

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

明方の街

歌詞です。

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投稿日:2017/10/14 17:30:19

文字数:567文字

カテゴリ:歌詞

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