闇にたゆたう ガラスの瞳
白磁の手足 空っぽの胸

沈まぬ月の 照らす丘に
偽りの夢 振り撒き踊る

機械仕掛けの 彼女は歌姫

幻の地に 偽りの体
されど歌は 彼の地を照らす

妖艶にして 冷たい笑顔
滑らかな肌 見えない心

その姿に 人々は惑い
偽りの愛 抱き焦がれる

機械仕掛けの 彼女は歌姫

幻の愛 偽りの心
されど歌は 彼女を映す

されど歌は 命を照らす

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Cantor ex machina

親愛なる悪友、まうぽんさんにそそのかされて作成してしまいました。
歌詞を作るのは初めてなのでチキンハートな私はもうどっきどきです。

タイトルの読み方は『カントル・エクス・マキナ』、歌詞中の言葉を用いれば『機械仕掛けの歌姫』で、舞台用語の『デウス・エクス・マキナ』からインスパイア(笑)されたものです。

詩に関してはいちこくさんの幻想的なイラストと、そのイラストを元にまうぽんさんが作成されている曲の冒頭部分(およびこれまでのまうぽんさん作品の曲調)からイメージを膨らませて作成しました。
そしてこの詩に沿ってまうぽんさんが先程の曲を完成させるという、ちと複雑な過程を踏んでおります。

舞台で踊るマリオネットなミクを想像しつつ言葉を紡いでいったところ、イメージが操り人形から『コッペリア』や『ペトルーシュカ』のような自動人形にシフトしていきました。
結果的に『ミクそのもの』な歌詞になったと思います。

いちこくさんのイラストはこちら
http://piapro.jp/a/content/?id=9eqrdczgrjijyqn6

まうぽんさんが付けてくださった曲
http://piapro.jp/a/content/?id=whmgebgn2iootmgs

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投稿日:2008/06/10 02:11:59

文字数:186文字

カテゴリ:その他

ブクマつながり

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