あぁ もう何日食べてないだろう
あぁ もう何日寝ていないだろう
涙のはりついた頬に
飲んでも潤わない喉

あぁ もう何日話してないだろう
あぁ もう君を見られないのかな

動く唇 最後に告げた 君の
「さよなら」――――


誰かこの鎖をほどいてください
心も躯も朽ちてしまう前に

誰かこの鎖をほどいてください
夢や幻に溺れてしまう前に



あぁ もう何回夢を見ただろう
あぁ もう何回傷ついただろう
前髪で隠した顔に
本当は泣いていた瞳

あぁ もう何回心抉っただろう
あぁ もう君が永遠に来ないなら

歪む視界が 最後に移す 君の
「愛情」――――


誰かこの鎖をほどいてください
この想い出を忘れられる所へ

誰かこの鎖をほどいてください
この傷跡を癒してくれる場所へ



揺れて揺らされて
脆くなってしまった心を躯を
無理矢理立たせて
強くきつく縛った 鎖で言葉で

目隠しも手錠も取らないまま
待っていたのに待っていたのに

いい子だねって言って
撫でてよ愛でてよ

待っていたのに
ずっと
待っていたのに……


誰かこの鎖をほどいてください
心も躯も朽ちてしまう前に

どうかこの鎖をほどいてください
私が想いに食われていく前に



ライセンス

  • 非営利目的に限ります


「従順」は救われないの?

閲覧数:70

投稿日:2010/06/24 13:05:27

文字数:530文字

カテゴリ:歌詞

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