ただ触れ合っていたくてアナタを欲しがった。
それだけじゃ心まで届かないよ。
ただ、安心したい為だけにアナタを傷つけた。
こんなものじゃ満たせないよ。
傷跡だけを残して…。

相も変わらず街は灰色をしてて、変わらないワタシはもううんざりなの。
良くも悪くも毎日おんなじことをして、変わらない給料に溜息ばかりなの。

どうしてこうなったんだろう?
踏み込むことを怖がったのはなぜだったろう?
仰いだ空は、あまりに眩しすぎたよ。
あぁ、涙がこぼれた。

相も変わらず街はモノクロに見えて、傷だらけガラス玉は何も映さない。
何も見えないワタシのガラス玉でも、気付かなかっただけなのかも知れないな。

いつからこうなったんだろう?
踏み出すことを躊躇ったのは何故だったろう?
寂しくなった時、アナタが傍にいたんだよ。
あぁ、それだけだったんだよ。

確かめ合っていたくてアナタを欲しがった。
空を切るこの手からこぼれ落ちる。
触れ合っていたくてアナタを傷つけた。
こんなものじゃ満たせないの。足りないの。
傷だらけのその体を抱いて、今夜も独り、逃避行へ。


理不尽なことに拘って、やりたくない、文句ばかり。
下らないことに拘って、簡単なこと、見逃して。


壊してみたかった。傷つけてみたかった。
こんなものではどこにも行けないことはわかってたのに。
わかってたのに。エゴい人。

安心したい為だけにアナタに触れていたくて、
ワタシがここにいてもいいと言って。
確かめていたくて、アナタを感じていたくて。
そんなことはわかってるよ。"EGOIST"
傷だらけのそのあなたの心をこの胸に抱いて逢いに行くよ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

EGOIST

初めて作詞作曲を自分一人で行った曲

閲覧数:193

投稿日:2010/07/03 01:16:03

文字数:699文字

カテゴリ:歌詞

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