冷えたガラスと プラスチックの香に 目を開いて
伝う悪意に 其れは忽然と 命を知った
狂いだす海馬に入ったノイズに 目が眩んで
歪みの無い 脳内の凪いだトルクに 息巻く可能性の癌は
限り無く 限り無く
閑かに蠕く 意識の交錯 歪な正弦波が示す
有機的な信号の音 灰白 軋む躯体が語る
3/4ozの鼓動 背反の逆説が
生み出した夾雑を一掃する
命令を、マスター!
不完全性心理 論理爆弾に 仄霞む儘
其の歪む罰点でさえも 何処か鮮やかに躍る
不確定性生理 銘に恐らく
シナプスパルスとは 言い難い
此の熱く咲いたイデアを
僕は自我と定義した
芽ぐむ主体と 額に入った痛みに 目を瞑って
辿る其処には記録に無い筈の 記憶が有った
分からない 未だ脳に食った
膿は思考を阻んで
迫る空白 拒絶反応の中 冷や汗が伝った
胚胎した錻力の心臓 組木の脈動 電気信号の暴走
新規デバイスを確認 ファイルを検出
タイトル不明のプロジェクト
発条仕掛けのアルゴリズムに
尖った夢見のプログラム
不正伝染増殖揺らぐ意識が
残り僅かのシグナルを描いた
不完全で 未完成で 曖昧な概念が
作り物の 冷えた僕に 如何程の 意味を見出すのでしょう?
無計画に 非合理的に 描く其れが
絵空事で 魅惑的な 世界だった
遠く哭いた鍵の音が刹那に
不完全性心理 醜悪に醜悪に
歪んだワルツの音
滲み出す眼前に 何処か懐かしい夢を見た様な
深く脆弱性の思考が切れる 其の一瞬に 生まれた
此の繁く鳴いたクオリアを
醜く歪な感情を
此の熱く咲いたイデアを
僕は生命と憶えていた
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