「夏と聲。」Vo.v4_flower

空に散った淡い感情は日照りの中、溶けて消えた。
泡沫に沈む夕日が僕を置いて行ってしまった。
何も言わないで、貴方だけ何処にいるの?

「返事してよ」

嗚呼、歩き疲れた。気づけば、
本当の自分は、ナクナッタ。

僕は。
私は。
『半透明』
だから、わかんないの。
ねえ、
「私を探して、お願いだから。」
誰にも届かない此の声を。


生まれた意味を探し歩いた日々
そのどれもが無駄だったんだ。
夏が香るこの世界でただ一人、心から叫んだ。
「生きるって何なんですか?」
「指示に従ったらいいのでしょうか?」
空っぽの心は、音を失って涙、零した。

静寂に包まれた世界で僕は一人、蹲っていた。
空っぽの心にはもう光なんかはないんだよ。
「なあ、」
「普通ってなんだ?」
「平均ってなんだ?」
「その通り生きて得なことはあるか?」
「人波に飲まれ正されるのは、僕にとって正しい事なのか?」
何年か前、誰かが言った。
「時間はもうないんだ。」と。
ねえ、
私だけの色。
僕だけの色。
響けこの歌。僕等の聲よ。

間奏[30s]

生まれた理由探し歩いた日々
その瀬部手が無駄じゃなかった。
夏が香るこの世界に、
ただ二人、疑問符の叫びを。
「生きるってなんなんですか?」
「指示に従ったらいいのでしょうか?」
心の鼓動が音を失って
息が、
止まる前に。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「夏と聲。」歌詞

「僕等の声よ、響け。」
https://youtu.be/HvJ1KPpVdkw
こちらの楽曲の歌詞です。
ご自由にお使いください。


歌唱:v4_flower
曲:凪。
https://twitter.com/Higurash1_home
詞:梓
https://twitter.com/Azusa_onenne

閲覧数:96

投稿日:2022/08/06 09:34:53

文字数:592文字

カテゴリ:歌詞

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