向日　葵さんの曲に趣味全開で作詞させていただいたものです。

責める声　追われて
迷いこむ黄昏
胸には切り裂いた
大人になるための痕（きずあと）

欠けたままの月　あかい夜空
太陽は潰れて
時計の針　止　ま　る

私の前に立つ君は誰？
思い出した。ああ、君は僕だ

無邪気に信じてた
いつか来るしあわせ
現実に壊され
それでも手放せずに
ゆるりと綺麗なままで腐ってく
その欠片抉りだし、捨てた

全て朽ち果てろ
思い出に閉じ込め
好きな歌
愛した人
描いていた　遠い夢さえ

「さよなら」呟いた
泣き笑い浮かべて
手にしたナイフを優しく突き刺したよ
帰りたい　でももう　帰れないんだ
僕の事、私はもう一度殺した

ライセンス

誰彼（タソガレ）ver1.0406

風杜鈴音

　向日　葵さんの曲に作詞させていただいたものです。原曲はこちら。
http://piapro.jp/a/content/?id=6vm5zti14sd5zum0

　黄昏の頃は、向こうから歩いてくる人の顔もわからない事から、「誰そ彼」が語源であるという説があります。
　逢魔が刻という言葉もありますね。昼か夜かも曖昧な時間は、誰に、何に会っても不思議ではないという事なのでしょう。
　では、「夢が叶うと信じていた頃の自分」というのはどうでしょうか？

　趣味全開です。救い？　何それおいしいの？

　意図的に一人称を２つ使用する事で、曲の不安定さと、時間の経過を表現しています。
　コンセプトは「美しくない言葉を如何に美しく使うか」　潰れたり腐ったり抉ったり殺したりしてるのはその為で、美しくなったかどうかは聴く人次第ですが、私はこの曲を聴くとこんな言葉が思い浮かぶのですよ。

　ネガティブな詞を書いているとちょっぴり楽しい倒錯する風杜鈴音でした。では、また。

追記：言葉の響きと曲をあわせつつ微調整しております。

投稿日：2008/04/06 03:25:52

文字数：308文字

カテゴリ：歌詞

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日向_葵
使わせてもらいました
調教ほとんどしてませんが、歌詞を入れたmp3を載せました。
足すと言っていた高音コーラスの歌詞も入っているので、考えてた歌詞イメージとずれるとかあったら遠慮なく言ってやってください。
高音コーラス歌詞は私もまだ検討中なので、これから変更するかもしれませんが（＾＾；

http://piapro.jp/a/content/?id=6vm5zti14sd5zum0
2008/05/02 01:28:06