君は何を探す 一人雪の中で
渡り鳥が空跨ぐ中 歩む果て無き地を

揺れる鞘を提げて 歩む君の下で
嘗ての主の 姿借りて
君の支えとならん

泣く君の 背中を包み
そばにいるとささやく

この言葉は元の主の
君想う心の声

湧き上がる記憶の欠片
つなぎ合わせ戻す

あの恋の最期の場所で
何を見据えていたろう


君は何を想う 一人空を眺め
吹かれ散り落ちる寒椿 拾い涙流す

揺れる鞘と共に 歌う君の傍で
見守り続け歌重ねて
彼の代わりと為らん 

泣く君の 背中を包み
愛しの言葉かける

この言葉は元の主の
君想う心の声

湧き上がる記憶の欠片
重ね形遺す

あの恋の最期の時に
何を伝えていたろう


湧き上がる未来の言葉
紡ぎ形を成す

あの恋の主役の君が
これからを作り上げる

湧き上がる記憶の欠片
つなぎ次へ渡す

あの恋の最期の未来(さき)へ
君は進めるだろう

さあこれで僕の役目は
果たし終わりとしよう

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君の傍に

こっちは冬から春にかけて。
年長組和風物語

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投稿日:2015/07/20 00:00:17

文字数:411文字

カテゴリ:歌詞

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