舌の根も 乾かぬその前に 意味も知らずに この火を灯した
只管に 私を抱いて 目の前で 焚き付けて
恥晒し 忌の子 神懸かり さしあたり
病み上がり 泣き落とし 先回り 揺り返した本能
何度 私の前で 嘯いて きっと これが最後
このときめきに ただ口付けて 堕ちてゆく炎は
穢れた羽 羽ばたき方も忘れさせた 手の中で崩れた聖典
行かないで 此処にいて 囁いて欲しくて 仕方がないけど
せめて綺麗なまま せめてきれいな
恥晒し 病み上がり 神懸かり いつのまに 神宿り
嘗て縋る蜘蛛の糸のように 名を馳せたる花の蜜はとうに
滔々と人造の綿に絡みついて 人の気も知らないで
子々孫々心臓の陰陽とは逝き還り 新参の真言と死後とを突き返し
永遠と四、五に囚われて悟った 初めから神宿り
恥晒し 忌の子 遠回り 罰当たり
差し向けた 虚いと 餞に 撥ね返した感情
どうぞ 私の方を 羨んで きっと これでいいの
あの煌めきに 手を伸ばしても 憧れた想いは
生まれた果て 形は意味をなさず いつしか 爛れた光と知っても
止めないで 放っておいて 近づいて欲しくて
私が嫌いな 君は綺麗なまま
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