見てきた景色を 抜いてきた人を
君は覚えてるかい
どんなに早く走っても そんなに前だけ向いていたら
見えたものは少ない

倍加した自分 減速した周り 遠くを見ていて
いつの間にか足下は泥で見えない

始まりの合図は人それぞれで
ペースだって 誰かを抜かす そうじゃないよ
僕はペースを乱した

競っているでもない 一緒に走るでもない
だけど隣りにいない
その現実は思ったより温度が低くて
僕の血は流れるのをやめた

倍加した不安 低下する体温
比べるものもなく
いつの間にかトンネルはもう目の前

歩調と歩幅は人それぞれで
横一線に肩を並べる そうじゃないよ
僕はペースを乱した

乱れたのは ペースじゃない 輪でもない
乱れたのは 僕自身の軸だった

終着の線は人それぞれで
しるしを無くす 道を均す それだってペースで
僕は足を奪われる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

倍加速度

歌詞を書いてみました。

生きていく速度にセオリーは存在しない。
人それぞれのペースで走り、
人それぞれのゴールへ向かう。

そんな詩です。

閲覧数:179

投稿日:2011/02/01 16:18:23

文字数:370文字

カテゴリ:歌詞

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  • 蝶子

    蝶子

    ご意見・ご感想

    はじめまして!
    蝶子といいます。
    自分も歌詞で活動しているのですが、すごくメッセージ性が強く、心に響く歌詞だなぁと感動しました。
    生きていく速度にセオリーは存在しない。
    すごく、響きました。
    そうですよね。自分を見つめさせてくれる歌詞だなぁと思いますっ///

    2010/10/16 13:39:07

    • うき

      うき

      蝶子さん、ご感想ありがとうございます!!
      ちょうどこの歌詞を書いた頃に、自分がそんな心境だったのですよ。
      誰かと無理やり肩を並べようとしたり、追い抜こうとしたり。
      そんな時に書いたので、すこし尖っていますww

      2010/10/16 15:31:05

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