【聖域の森と悪魔の群れ】

Ａ

悪魔が空を支配して日が当たらなくなった
悪魔が近寄れない聖域が存在する

そんな夢みたいな話を信じて求めて
その地を目指すけれど悪魔に邪魔されてしまう

Ｂ

聖域の中にある聖樹の都という街並み
そこだけがこの世で唯一平和が存在する場所

そこだけは光り輝く神秘の空間と言われている
憧れさ迷い歩いて　いつか夢見た理想郷へ

Ｓ

暗闇に覆われた混沌とした世界で
その伝説だけが希望となりつつあった

悪魔の群れと対峙そればかり繰り返す
常に生死と隣り合わせ街中でも危険

強くなければ生きてはいけない世界に成り果てた
戦闘逃亡繰り返し希望の場所は後少し

Ａ

聖樹の森が見えてきた終着地見つめる
想像より大きい思ったより輝いてる

近付いて歩いて眺める光景変わらず
話が弾む中で希望に火が灯ったみたい

Ｂ

中央に聳え立つ聖なる樹木　守護の象徴
悪魔から人々護ってる溢れる光の輝き

天高く風がざわめく暗黒雲すらも蹴散らしてる
見えない何かの存在まるで妖精はしゃぐみたい

Ｓ

暗闇に覆われた哀しみ浸る世界で
過去現在未来　絶望ばかりじゃない

存在してる都　歩いても歩いても
未だ到着しないようで蜃気楼に似てる

そこに存在している平和は真のものなのか
疑いながらも歩いてる平穏求め確実に

Ｃ

後少しで悪魔の群れ　まるで餌を待っていたように
待ち伏せしていたのである　これは嘘なのか真なのか

Ｓ

暗闇に覆われた悪魔が襲う旅路で
意志が強まる想い最後の抗い戦

森から一つの影　駆け付けたある男
武器を構えて悪魔払う助けに来てくれた

男　悪魔を容易く一網打尽になぎ払う
姿を例えるなら鬼神それでも救い有り難い


＜ひらがな仕様＞


【せいいきのもり　と　あくまのむれ】

Ａ

あくまが　そらを　しはい　して　　ひが　あたら　なく　なった
あくまが　ちか　よれない　　せい　いきが　そんざい　する

そんな　ゆめ　みたいな　　はなしを　しんじて　もとめて
そのちを　めざす　けれど　　あくまに　じゃま　されて　しまう

Ｂ

せい　いきの　なかに　ある　　せいじゅの　みやこ　という　まちなみ
そこ　だけが　このよで　ゆいいつ　　へいわが　そんざい　する　ばしょ

そこ　だけは　ひかり　かがやく　　しんぴの　くう　かんと　いわれて　いる
あこがれ　さまよい　あるいて　　いつか　ゆめみた　りそう　きょうへ

Ｓ

くらやみに　おお　われた　　こんとん　とした　せかいで
その　でんせつ　だけが　　きぼうと　なりつつ　あった

あくまの　むれと　たいじ　　それ　ばかり　くり　かえす
つねに　せいしと　となり　あわせ　　まちなか　でも　きけん

つよく　なければ　いきては　　いけない　せかいに　なり　はてた
せんとう　とうぼう　くり　かえし　　きぼうの　ばしょは　あと　すこし

Ａ

せいじゅの　もりが　みえて　きた　　しゅう　ちゃくち　みつ　める
そうぞう　より　おおきい　　おもっ　たより　かがやい　てる

ちかづ　いて　あるいて　　ながめる　こうけい　かわらず
はなしが　はずむ　なかで　　きぼうに　ひが　ともった　みたい

Ｂ

ちゅう　おうに　そびえ　たつ　　せいなる　じゅもく　しゅごの　しょうちょう
あく　まから　ひとびと　まもってる　　あふれる　ひかりの　かが　やき

てん　たかく　かぜが　ざわめく　　あんこく　ぐも　すらも　けちらし　てる
みえない　なにかの　そんざい　　まるで　ようせい　はしゃぐ　みたい

Ｓ

くらやみに　おお　われた　　かなしみ　ひたる　せかいで
かこ　げんざい　みらい　　ぜつぼう　ばかりじゃ　ない

そんざい　してる　みやこ　　ある　いても　ある　いても
いまだ　とうちゃく　しない　ようで　　しんきろ　うに　にてる

そこに　そんざい　している　　へいわは　まことの　もの　なのか
うたがい　ながらも　ある　いてる　　へいおん　もとめ　かく　じつに

Ｃ

あと　すこしで　あくまの　むれ　　まるで　えさを　まって　いた　ように
まちぶせ　していた　のである　　これは　うそ　なのか　まこと　なのか

Ｓ

くらやみに　おお　われた　　あくまが　おそう　たびじで
いし　つよまる　おもい　　さいごの　あらがい　せん

もりから　ひとつ　のかげ　　かけ　つけた　ある　おとこ
ぶきを　かまえて　あくま　はらう　　たすけに　きて　くれた

おとこ　あくまを　たやすく　　いちもう　だじんに　なぎ　はらう
すがたを　たとえる　なら　きしん　　それでも　すくい　あり　がたい