灰色の空の下
冬の足音がだんだん近くなってく
追い越してく風が
僕の指をかじかませる

止めていた足取りをまた進め
春を探し歩く
止まってた時間(とき)もいつしか
明日を呼び始めた


木の葉が風に散る
積もっては風に舞い上がる
枝先の一枚
風に抗いつづけている

僕の足元に
枯葉が落ちる
ひと吹きの風が
頬をかすめる

進めた足取りをまた止める
思い返しはしない
これ以上何も失われぬなら
時間よ永久(とわ)に止まれ


止めていた足取りをまた進め
春を探し歩く
動かない灰色の中
青い明日を呼び叫ぶ

僕を呼ぶ声に我に返る
ふと顔をあげれば
風が手を取って連れていってくれる
灰色の向こう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Lead(歌詞)

閲覧数:158

投稿日:2012/10/16 21:29:38

文字数:297文字

カテゴリ:歌詞

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