「綺麗になった」　そんな言葉で　君との距離　はぐらかす
絡めた指の温度にいつも　戸惑う夜が更けていく

胸の奥に沈む　君の笑顔　この手で壊してしまえたら
この夜を越えていけるの？

それでも

甘えるようにまとわりつく君の手　今日もまだ払えず　絡め取る
君の肌が持つ甘い猛毒に　僕はまた溺れ沈んでく


君のことならどんなことでも　理解してると思ってた
誰も知らない　僕だけが知る　明るい君の別の顔

触れれば触れるほど　君の姿　霞んで見えなくなっていく
痛みだけ加速していく

それでも

誰かに君を奪われる瞬間が　僕はまだ怖くて　君を抱く
この闇の中で明日のない思い　君の中に吐き出しながら


君じゃなければ　君でなければ　何度思ったことだろう
どうして僕らは平凡な未来　選べなかったんだろう

甘えるようにまとわりつく君の手　今日もまだ払えず　絡め取る
君の肌が持つ甘い猛毒に　僕はまた溺れて
誰かに君を奪われるくらいなら　君のこと壊してしまいたい
今日も胸の奥　痛みを抱えて　未来のない思いを重ねる

茨の鎖で繋がれた　僕らの闇を見つめながら


**********ひらがな歌詞**********


Ａ
きれいになった　そんなことばで
きみとのきょり　はぐらかす
からめたゆびの　おんどにいつも
とまどうよるが　ふけていく
Ｂ
むねのおくにしずむ　きみのえがお
このてで　こわしてしまえたら
このよるを　こえてゆけるの
それでも
Ｓ
あまえるように　まとわりつくきみのて
きょうもまだ　はらえず　からめとる
きみのはだがもつ　あまいもうどくに
ぼくはまたおぼれしずんでく

Ａ
きみのことなら　どんなことでも
りかいしてると　おもってた
だれもしらない　ぼくだけがしる
あかるいきみの　べつのかお
Ｂ
ふれればふれるほど　きみのすがた
かすんで　みえなくなっていく
いたみだけ　かそくしていく
それでも
Ｓ
だれかにきみを　うばわれるしゅんかんが
ぼくはまだ　こわくて　きみをだく
このやみのなかで　あすのないおもい
きみのなかにはきだしながら

Ｃ
きみじゃなければ　きみでなければ
なんどおもったことだろう
どうしてぼくらは　へいぼんなみらい
えらべなかったんだろう
Ｓ
あまえるように　まとわりつくきみのて
きょうもまだ　はらえず　からめとる
きみのはだがもつ　あまいもうどくに
ぼくはまだおぼれて
だれかにきみを　うばわれるくらいなら
きみのこと　こわして　しまいたい
きょうもむねのおく　いたみをかかえて
みのらないおもいをかさねる
Ｄ
いばらのくさりでつながれた
ぼくらのやみをみつめながら