いつからか貴女は
私を見てくれなくなった
それでも私は貴女の気まぐれに救われる
触れられることが幸せで
貴女の隣がいちばんの場所で
言葉がなくても
私が見えなくても
それでもそれでも
貴女の所有物<もの>でありたいの！

嘘でもいい偽物でもいい
それでもいいの
だから甘い甘い毒<アイ>が欲しいの。
溶かされてほだされて
私の存在理由が欲しい。

いつからか私
貴女を見ることを辞めた。
それでも貴女の影が救いなの。
触れることが幸せで
貴女の隣がいちばんで
見つめられなくても
口づけが無くても
それでもそれでも
私、貴女を所有<ドクセン>していたいの！

嘘でもいい形だけでいいの
それでもいいから…
だから苦い苦い愛<ドク>がもっと欲しいの
溶かされて縛られて
私の存在証明がしたい。

ああ、どうか…
この身に刻み付けて貴女の名前を
甘い甘い毒<アイ>を致死量まで注いで
溶かしてほだして、もっと
私の、私だけの存在証明<レゾンデートル>