雨が止んだ朝 濡れた窓越しの昨日
初に染まった今日だ
息を吸うたび脳を満たすのは
見馴れ褪せた空色だ

歩くだけでは遅い気がして
走り出してしまえば
消える行方に気づかないまま
引き返す道も失っていた

誰かを、自分自身を痛めつけたり
世界を汚してしまったとしても
感情がただ美しく佇んでいる
それを身勝手にも思ってしまった
望んでしまった

爪痕を遺す もがいて形になる
朝焼も夕闇も忘れないように刻み込む
深く思いが乗るほど
その傷が その痛みがきっと伝えるから
私がここにいたと
私が生きていたと


感動的に並べた旋律に
刃を突き立てるように
垂れ流す血の醜さを
誰よりも憎んでいたはずだった

傷痕が残る 飛沫になって舞い散る
鮮やかな記憶が嫌なほどこびりつく
足跡が増える 新芽を踏み潰す
希望が その夢が首を絞めるまで

大切に編んだ永遠の文化も
砂になるまで遠くない
靴紐が解ける
そこで佇んでいる
誰でもない何かが
美しさに触れてしまったのなら
届けたい
離れたくない

爪痕を遺す いつかの雨に打たれ
繰り返す日常のまた昇る方へ
爪痕に触れる 優しく抱える
その声が その涙がずっとあたたかいから
私はここにいるよ
私はここにいるよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

爪痕を遺す_lyrics

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投稿日:2025/07/03 21:18:31

文字数:526文字

カテゴリ:歌詞

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