一瞬の光と鮮やかさ 一斉に意識を支配する
何かに気付いた僕はただ 風の旋律を ひとり聴いていた
一切の迷いを振り払い 丘をゆっくりと登ってく
大切な一瞬の意味は 風に吹かれていった
一定のリズムで歩いてく 星を踏み鳴らす音がする
草原は高らかにシュプレヒコールを上げた
一歩 踏み出しては思い出す 花と君と春の日のこと
もう 涙を流さなくても 一人きりの人生だ
あの合歓の木の下 風を切って目指す
君はもうそこにはいないのに
丘に地上絵を描くように 大地 踏み鳴らしていたい
青い目を見つめて 花に身をゆだねた
あの頃を白い空に浮かべて
声を上げず叫び 風と共に踊る
そんな夢の中にいたいから
あの合歓の木の丘を越えられずにいた
僕はもうここにはいないんだ
丘に地上絵を描くように 大地 踏み鳴らしていこう
意味を背負わずとも 鼓動は続いてく
すべて 瞬間に閉じ込めたまま
丘に地上絵を描くように 大地 踏み鳴らしていこう
青い目を見つめて 花に身をゆだねた
あの頃を広い空に放って
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