c
囲め 籠女
籠の中の姫は
いついつ出よる
夜更けの晩に
するっと風がよぎった・・・・
\ハッ/
a
風を横目に妖(あやかし)踏みて
地に降り立つは1人の女
竹取の翁の言う事を思い出してた
b
三日月 手翳(かざ)し
見えたる その印(いん)は
輝夜(かぐや)を継し者の証
s
舞えや 舞えよ 神楽を真似て
切って 隠せ 邪鬼満ちり悦る顔
鬼の 面を 被りて殺む
人は 呼んだ 「彼女はまさに鬼神楽耶(おにかぐや)」
\ハッ/
c
囲め 籠女
籠の中の姫は
逸逸殺る
夜更けの晩に
しかと笑いよった・・・
ハッ
b
鬼様 こちらへ
殺取り しましょうか?
それとも頭突(たまつき)が良いか?
s
舞えや 舞えよ 神楽を真似て
切って 切って 悪鬼を討ちれ
鬼の 面を 被りて殺む
人は 呼んだ 「彼女はまさに鬼神楽耶(おにかぐや)」
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