(A1)
アルペジオで響く背後の悲鳴
地面の下を平泳ぎで進む
(B1)
傘を差さずに
煙る雑踏を踏みつぶしてく
声を聴かずに
人の死が平積みにされていく
(S1)
黄金色に輝く幸せはいらない
〝 ねぇ、世界はこんなにも美しいの。だから、 〟
赤い糸で首を吊るのが夢なのね
青い意図で首を吊るのがお似合いね
(A2)
アルペジオで響く背後の悲鳴
教室の傍を無呼吸で歩いた
(B2)
傘を差さずに
煙る雑踏を踏みつぶしてく
声を聴かずに
ゾンビたちに引き金を引くわ
(S2)
虹色に輝く幸せはいらないわ
あいつらの粘膜が、こすれ合って五月蠅いの!!
赤い糸で首を吊るのはいやだから
青いイトで傷を縫ってまた、〝おはよう〟を。
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ナユタン星人
花霞いっぱいだ
嫌なやつらいっぱいだ
今は目の前だけにせいいっぱいだ
都住み 優しさはぼやけて 今日もダメだって
きずついて きずついて きずついて
味気ない僕の思い出 僕の頬を鳴む
別れはひとりだけで逃げてたんだ
けど諦めるのは
きずついて きずついて きずついて から
急げよあけぼの 影を...なぜひとりなのに感情があるの/初音ミク

NoFearNoMore
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)

時給310円
8月15日の午後12時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...カゲロウデイズ 歌詞

じん
人生の意味に囚われて未来を描けない
そんな大人達の言い分に屈しないまま
金が物を言う世の中を裏切って行こう
孤独が脈打つ寂しい自慰に期待せずに
どうせ死にたいなら思い切り生きよう
縛り付ける為の約束なら僕らに不要さ
心が空なら好きなものを詰め込もうよ
下らない評価で宛がわれた価値を壊し
僕らはあるが...囚われた檻の中で

Staying
ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)

時給310円
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