A1
暖かな日が差す下
闇雲に歩いていた
そんな日を今になっても
鮮明に覚えてる


意味のない諍いだって
どれくらいしてきたのか

それもまた無駄じゃなかった
今ならば少し分かる


A2
感傷に浸る気なんて
僕にはさ無かったけれど

馬鹿馬鹿しいことだなんて
言えないと 思えたんだ


B1
旅立ちの日だとは まだ少し信じれない
そのくせ震えてた 情けないな
いつもは聞き流す あの人の言葉すら
何故だろう 心を揺らしたんだ



S1
春の風の中 未来へ歩み出す
巡る思い出の 走馬灯
胸を締め付ける 気持ちの正体も

今は知らぬまま この花を眺めてたい


S'1
「いつかまた」 何気なく言った
あの歌が 痛いくらい響く
悲しみも 不安も抱きしめ

「もう行くよ」 君に告げた



A3
感動を 渡す気なんて
僕にはさ 無かったけれど

煩わしい そう思ってた
あの日すら 懐かしくて


B2
別れが来ることは 当たり前分かっていたさ
それでも怯んでた 不甲斐ないな
前にも後ろにも 行きたくはなかったけど
暗がりの 明日へ手を伸ばした


S2
花が香る中 背中を見失って
不意に思い出す 焦燥感
もしもあの日々を 再び過ごせたら

無駄と分かっても そんなこと考えてる


S'2
「それじゃまた」 何気なく言った
君の目が 悲しそうに見えて
別れ道 そっと立ち止まり

「また会おうか」 君に告げた


C
変わりたくはないよなとぼやき
握って離れて
陽炎が今 目の前を通る
赤色の花を 机に置いて
振り向いた



S3
僕ら今共に 勇気を抱きしめる
青く舞う日々の 終局さ
未来信じれば 必ず飛び立てる

今は君の声 この耳に焼き付けたい


S'3
いつの日か 誓った約束
この広い 大空へと溶けて
もう二度と 会えないとしても

忘れない 君のことを



(以下ひらがな歌詞)



A1
あたたかなひがさすした
やみくもにあるいていた
そんなひをいまになっても
せんめいにおぼえてる


いみのないいさかいだって
どれくらいしてきたのか

それもまたむだじゃなかった
いまならばすこしわかる


A2
かんしょうにひたるきなんて
ぼくにわさなかったけれど

ばかばかしいことだなんて
いえないと おもえたんだ


B1
たびだちのひだとわ まだすこししんじれない
そのくせふるえてた なさけないな
いつもわききながす あのひとのことばすら
なぜだろう こころをゆらしたんだ



S1
はるのかぜのなか みらいえあゆみだす
めぐるおもいでの そうまとう
むねをしめつける きもちのしょうたいも

いまわしらぬまま このはなをながめてたい


S'1
いつかまた なにげなくいった
あのうたが いたいくらいひびく
かなしみも ふあんもだきしめ

もういくよ きみにつげた



A3
かんどうを わたすきなんて
ぼくにわさ なかったけれど

わずらわしい そうおもってた
あのひすら なつかしくて


B2
わかれがくることわ あたりまえわかっていたさ
それでもひるんでた ふがいないな
まえにもうしろにも いきたくわなかったけど
くらがりの あしたえてをのばした


S2
はながかおるなか せなかをみうしなって
ふいにおもいだす しょうそうかん
もしもあのひびを ふたたびすごせたら

むだとわかっても そんなことかんがえてる


S'2
それじゃまた なにげなくいった
きみのめが かなしそうにみえて
わかれみち そっとたちどまり

またあおうか きみにつげた


C
かわりたくわないよなとぼやき
にぎってはなれて
かげろうがいま めのまえをとおる
あかいろのはなを つくえにおいて
ふりむいた



S3
ぼくらいまともに ゆうきをだきしめる
あおくまうひびの しゅうきょくさ
みらいしんじれば かならずとびたてる

いまわきみのこえ このみみにやきつけたい


S'3
いつのひか ちかったやくそく
このひろい おおぞらえととけて
もうにどと あえないとしても

わすれない きみのことを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

旅立ちのプレリュード

※歌詞募集用の作品でしたが落選となりましたので、もしも使いたい方がいらっしゃったらどうぞお使いください。タイトルや歌詞の修正も承ります。

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投稿日:2024/03/13 21:34:09

文字数:1,716文字

カテゴリ:歌詞

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