足りない心を埋める様に 理想に縋る 妄想に耽る
未熟な自分を守る様に 虚勢と空論で編み込んだ 毛布に包まった

余計な事ばっかり知って 穢れてく様を
「大人になる」なんて 呼んじゃったりしてんの
何も知らなかった あの日の純粋も
泡となり 空へと消えてった

私は変わってく 過ぎゆく時間のまま
少しずつ 夢を手放して歳をとる
水色に 揺れる貴方の声と
気の抜けた私が ただ佇んでいたの

足りない現状を叫ぶ様に 過去に縋る 未来に願う
自分の気持ちを声にしても 泡になって 差し当たり 空へ消えるようだ

「怒り」とか 「悲しみ」を 抑え込む様を
「大人になる」なんて 信じ込んじゃってんの
感情の手数を 失ってく私を
良しとして 目を逸らしたんだ

私は思い出す 虹色に描いた未来
一つずつ 色を手放して「今」に成る
モノクロのスーツが 群れを成した
アスファルトの上 ただ歩き続けてるの

揺れるガラス玉の様に
輝いた 私の胸の奥で
吐き出せず 溜まる想いが揺れているの
一粒の 泡を掴み損ねた
拳の先 水面が 全て攫ってゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

さよなら微炭酸がぁる

「さよなら微炭酸がぁる」の歌詞です。

閲覧数:1,865

投稿日:2022/08/06 21:48:28

文字数:466文字

カテゴリ:歌詞

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