僕は双子の姉のリンに恋してる。
ずっとずっと好きだ。
でも、そんなリンがこの頃ヤンデレになったようだ…。
《鏡音リンが〇〇になったら―ヤンデレ編―》
「レン、おはよう」
「おはよう、リン」
いつもと変わらないリン、いや少し変わったかな。
それは、目の色。
前は明るく可愛かったのに、今では黒く見える。
その理由はリンの性格の変化にあった。
「レーン?私のこと、好きって言ってー?」
「やだよ。なんで?」
「言って…くれないの?なんで?なんで?ナンデ?」
リンの性格、それはヤンデレ。
そんなに病まなくても、僕はリンしか見てないのにさ。
「私は、こんなにレンを愛してるのに…。レンなんて、嫌い!」
―ワタシ ノ アイ ヲ ウケトッテ ?―
リンが懐から包丁を取りだし、僕に向ける。
「リン?やめて?この包丁をどかして?ね?リンのこと大好きだから。ね?」
というと、リンは包丁をおろして泣いた。
ヤンデレでも、リンはリンだから。
でも、僕のこと殺さないでね?
レン
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