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深い深い森の奥深く少女は
Jack-o'-lantern片手にどこへと逃げ出す
全ての炎が消えた街へ向かう
少女の後を追う闇に気づき 怯える
黒猫を愛でないで
炎を絶やさないで
「こんにちは、お嬢さん、
夜更けにどこへ行く?」
「いえいえお気になさらず
今日は少し、外へ」
「今宵は10月の末、霊と霊を祝う日
trick or treat,
お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ」
「あいにく手持ちがなくて、ねぇ街に返して」
「お菓子をくれなくていい、
いたずらをしようか」
黒さえかすむ黒の中で出合った
闇夜と少女の話をまた、カツアイする
さっきの夢の中で目覚めた少女は
深い闇を見つめて 何を思う
甘い甘いお菓子を探して 動く
闇は猫を愛でながら何を思う
黒猫を愛でないで
炎を絶やさないで
「こんばんは、お嬢さん、
夜更けにどこへ行く?」
「いえいえお気になさらず
今日も少し、外へ」
「今宵は10月の末、霊と霊を祝う日
trick or treat
こんなにも愛でているのに、どうして逃げ出す?」
「貴方の愛は私には多すぎるのです
このまま乾いていくのを 許してくれないか」
やがて探す人も亡く 忘れられていく
闇夜と少女の話をカツアイする
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ちっぽけな村で
ちっぽけな人生を
ちっぽけにすごす
ちっぽけな少女の
村に旅人がやってきた
ちっぽけな村で
ちっぽけな自分
ちっぽけな世界
ちっぽけな少女の
家に旅人がやってきた
片腕のない旅人が言う
「お話を1つしましょうか
それは遠い過去の話」
少女は身を乗り出して聞く
とある古城の内部にあった
顔のない肖像画の話」
ある伯爵は自分の妻の肖像画 欲しがった
見知らぬ男と妻が見詰め合うことに耐えらず
そして見つけた 小さな少女の見習いの肖像画師を
ただ1つの依頼は『顔なしで完成させること』
ちっぽけな村で
ちっぽけな人生を
ちっぽけにすごす
ちっぽけな少女は
旅人の話を目を輝かせ
ちっぽけな村で
ちっぽけな人生を
ちっぽけに過ごす
ちっぽけな村を
旅人はこれから去るという
片腕のない旅人は言う
「あなたも肖像画師になるといい」
貴方は人を見る眼がある
肖像画はその人の半生を
描くということなのだから
少女は村を飛び出した
父親は怒り 母親は悲しんだ
そしていつか「誰か」がしたように
見習い肖像画師になった!
ある美術家は大金を払い肖像画手に入れた
その人物画に顔が描かれてないことが気に食わず
そして見つけた小さな少女の見習いの肖像画師を!
ただ1つの依頼は 顔を描いて完成をさせること!
ある伯爵は 自分の妻の肖像画 欲しがった
彼女は彼に自分の本当の感情をを見せられず
ある伯爵は 顔のない肖像画 欲しがった
彼女は何も言わず そこにいるだけだったから
ある伯爵は 自分の妻の肖像画 欲しがった
彼女はもう自分がながくない事がわかっていた
彼女は自分の亡き後に沢山の妻が
『顔ダケヲトリカエルヨウニ』
ただそこにあることがわかってた
ちっぽけな部屋で
ちっぽけな彼女
ちっぽけな感情と
ちっぽけな命
おおきな城で
おおきな彼と
おおきな力と
おおきな愛と
ちっぽけな部屋で
ちっぽけな彼女
ちっぽけな体と
ちっぽけな手のひらと
ちっぽけな部屋の
ちっぽけな彼女の
ちっぽけな肖像の
ちっぽけな話
肖像画師は筆をおいた。
それでも彼女は幸せでした。
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