夜は長い
目は冴えて
明日も朝早いのに
目を瞑って思い出す
嫌なことばかりを

奏でた音 掻き消される
思っていたより響かなかった
今度こそはと期待する度抱えた痛み
また

君のことが なんてさ
恥ずかしくて声に出さない
そんなことじゃこの想い
伝わる訳ないだろう

君に出来て僕に出来ない
数数えて嫌になるんだ
努力しているつもりが積もり
空回りする そんな日々

何も見えない
夜は明けない
君を照らす光と入れ違い
手探りで進んで
転んで怪我して
空の色が変わる頃眠くなる

どうにか奮い立たせて
最低な日常へ沈む

夜行性の動物
それならおかしくないのに
僕だけが世界から取り残されたみたいだ

夜明け前の寂寥
待ちくたびれた影と藍色
約束の丘は遠く

誰かに祈りを
通り過ぎる人々
世界は広いよ
誰も聴いていない

あれからどれくらいの時が経っただろうか
まだ見えないものばかりを追いかけている日々
でもいつかきっとって
もうちょっとあと少しだって
そうやって何度も言い聞かせて進んできたんだ

痛む胸はいつものこと
数重ねて でも慣れない
努力しているつもりでいるよ
足りないらしいけど
繋いで

何も見えない
夜は明けない
君を照らす光と入れ違い
手探りで進んで
転んで怪我して
空の色が変わる頃眠くなる

意識が途切れる
その前に伝えたい
たとえ住んでいる世界が違くても
いつか君に追いついてみせるから
頑張って起きるから
歌うから

どうにか奮い立たせて
酷い日常を越えなくては
明日もまた頑張るつもりだ
だって君に会いたいから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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Nocturnality

閲覧数:118

投稿日:2020/12/22 00:16:58

文字数:672文字

カテゴリ:歌詞

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