つづら折りに織り込めました
今はいない貴方への手紙
知らず知らずに滲ませていた
インクと混ざる忌まわしい雨

思い出す
嗚呼、きっと
届くことはないのでしょう

別れの日の空はとても青かった
緑の正装、星が輝いて
直角曲がりの敬礼模写
生真面目が過ぎる貴方の事だから

彼岸花
好きでしたね
花の心 刃を乗せて

やがて埋め尽くすネジ巻き蟻
拡声器が歪ませる主観
刷り込まれるのは根無し草
共鳴する曰く付きの

五月雨の
空に舞う
あの日の手紙も灰に做る

人の群れた山を登って
着崩れてく布を直して
人ではない肉を食して
蠱毒になる私は綺麗?

彼岸花
灼けつく肌
蝕む花 ざわめく野原

想い出の羅列
想い出の行脚
想い出の儀容
想い出の嗜好
想い出の麝香
想い出に白蟻

つづら折りは黒焦げました
今はいない 私もいない
知らず知らずに滲ませていた
インクと混ざる塩辛い雨

爛れ出す
嗚呼、きっと
残ることはないのでしょう

また逢う日があれば空は赤がいい
白装束着て、貴方を待ちます
燃え盛る花が咲き乱れてる
花たちと共におまちしております

彼岸畑で逢いましょう。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

彼岸畑で逢いましょう

2026/07/01 だいぶ前のものを大きく改訂

旧内容
つづら折りで出来上がる
貴方への恋文
知らず知らずに滲ませた
インクと混ざり、忌まわしい雨粒
思い出す
嗚呼、きっと届くことはないのでしょう

別れの日の空はとても青かった
そうでしたね、緑の正装、一番星の疑惑を掲げた
直角曲がりの敬礼模写、心が無いのは当然で
立ち尽くし崩れていく貴方はとても
綺麗でした。だけど、悲しかった。

やがて埋め尽くす
ネジ巻き蟻の警鐘レジスト
刷り込まれるは
根無し草の共鳴と
曰く付きの悪徳
嗚呼、五月雨の空に舞う味の無い芋合唱

キノコ山を眺めましょう
喜び勇む猿が人形に変わるまで
キノコ山を食しましょう
蝕むざわめきと踊りましょう

愉しき不吉が音も無く一溜まりもなく、
想い出を焼いて、
想い出に換えて、
想い出を残した。

羅列の行脚
儀容の亡者
嗜好の昇華
麝香の踏査
嗚呼
白蟻だけが笑う

つづら折りで黒焦げた
貴方への恋文
知らず知らずに滲ませた
インクと混ざる、忌まわしき残照
爛れ出す
嗚呼、きっと残ることはないのでしょう

別れの日の空はとても青かった
そうでしたね、不浄な改装、一番星の愚劣をぶら下げ
後先排他の慣例模写、心が止むまで強慾に
泣き尽くし枯れ果ていく貴方はとても
綺麗でした。だけど、悲しかった。

そして恋しかった。


追伸:さよならは言いません。彼岸畑で逢いましょう。

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閲覧数:308

投稿日:2026/07/01 20:31:47

文字数:488文字

カテゴリ:歌詞

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